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抗酸化成分

■体に有害な物質、活性酸素
紫外線とともに、老化の大きな原因となるのが、「活性酸素」です。
活性酸素は私たちの呼吸によって取り込まれた酸素の一部が体内で変化して発生する有害な物質です。活性酸素は「紫外線」を筆頭に、「喫煙」「ストレス」「不規則な食生活」さまざまな外的要因により発生やすくなります。

■活性酸素対策
では、どうやったらこの活性酸素の発生を最小限に抑えることができるのでしょうか?
もっとも重要なことは、原因となる外的要因をなくすこと。紫外線対策やストレスを防ぐ生活を心がける必要があります。

では、できてしまった活性酸素はどうしたらよいのでしょう。
私たちの体の中には元々活性酸素を抑える「抗酸化物質」(SOD)という成分が備わっています。しかし、それも30歳を過ぎるとぐっと少なくなってきます。そこで、その役割をしてくれる物質を摂取することが必要になってきます。
バランスの取れた食生活やスキンケアで、抗酸化物質を取り入れることが重要です。では、肌の酸化防ぐ抗酸化成分にはどのようなものがあるか見てみましょう。





■肌老化を防ぐ抗酸化成分

●ビタミンC
美肌の万能成分、ビタミンC。抗酸化成分、コラーゲン増加作用など、美白効果以外にも、実にさまざまな有効な作用があります。
以前から「肌によい」とされてきたビタミンCも、実は大変壊れやすい成分のため、浸透力が弱く効果はあまりありませんでした。しかし、「リン酸Lアスコルビル」など、ビタミンCの分子に少し手を加えて改善した「ビタミンC誘導体」と呼ばれる成分が登場し、壊れにくく、有効成分が浸透できるようになりました。また、最近では高濃度のまま安定化された「高濃度安定型ビタミンC」も普及してきています。

・抗酸化作用
紫外線などの刺激が与えられると活性酸素が発生して、細胞が傷つけれますが、ビタミンCにはそれを防ぐ作用があります。特にビタミンC誘導体は紫外線が当たっても、酸化することもなく活性酸素から肌を守ってくれますので、日中の紫外線を浴びる前、朝のスキンケアとして使うのも効果的です。

その他にも以下のような作用があります
・美白作用
・肌再生作用


●植物性ビタミン「OPC」
OPCは抗酸化成分として知られるカテキンやポリフェノールなど植物フラボノイドなどにも含まれるビタミンPの主物質です。ビタミンEの50倍、ビタミンCの6倍の抗酸化力があり、もっとも抗酸化力がつよいビタミンの一種です。
微量でも高い効果が得られ、この高い活性酸素除去作用から、アンチエイジングビタミンとも呼ばれています。


●カイネチン
もともとは、植物の中に含まれる優れた成長ホルモンの一種で、植物の芽の発育を促す成分です。また核酸やタンパク質の分解阻害、合成促進によって葉の老化を抑える働きがある成分として知られていました。
しかし、人体でも生成されていて、細胞を活性酸素から守る働きがあることがわかりました。、皮膚の線維芽細胞に働きかけて真皮の細胞の寿命を伸ばし、シワの軽減や改善に効果が高いとされています。しかも副作用がほとんどないのが特徴です。


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